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スキナオンガク~SONGS(13)MY BLOODY VALENTINE

こんばんは☆

唯です♪

このシリーズもいよいよ佳境ですが、今日のMY BLOODY VALENTINEがラス前です。

≪MY BLOODY VALENTINE≫
このシリーズの中で何度も取り上げていますが、今まで数多くの音楽を聴いてきて、一番衝撃を受けたバンドというのが彼らで、もう何十年も彼らと彼らのようなサウンドを好んで聴いてきています。
フィードバックギターという、オーバードライブさせたアンプ(スピーカー)にエレキギターのピックアップを向けると「フォアァ~~ン」と心地よいサウンドが出る奏法を曲中に鳴らしマクって、一歩間違うと不快なハウリング音とノイズだらけになるところを上手く曲としてコントロールしたバンドの始祖が、同じU.KのTHE JESUS AND MARY CHAINなら、一歩押し進めてシューゲイザー(SHOEGAZER)というジャンルまで高めたバンドが彼らです。
初めて出会った頃はそれまで良く聴いていたジザメリのフォロワーという印象でした。
ただメロディーラインがダーク&クールサーフのジザメリよりも良くって、ノイジーなサウンドの装飾を取ると極めて良質なUKギターPOPのメロディーラインなので、ジザメリはカッコいいけどあんまり印象に残る曲が少ないのと比較すると、結構聴き込んでも飽きないし、同じフォロワーとしてヒットしたRIDEが『エレキギターのプラグを逆さに突っ込んだだけでバンドが出来ると言うのを教えてくれたのがジザメリなら、それでも曲の良さが大切なんだと教えてくれたのがマイブラなんだ。』と語っていました。
因みにシューゲイザーというカテゴリー名の由来は彼らのLIVEでの演奏スタイルが、SHOE GAZE(靴を眺めている)がごとく、下を向いて演奏していたからで、フィードバック・ディストーションギターが特徴的なサウンドを奏でるバンドサウンドをシューゲイザーと呼ぶようになりました。
それと公式のPVはどれもこれもよくできていると言うか、サイケと言うか音楽性ともの凄く合っていますw

初期の代表曲
『STRAWBERRY WINE』

超美メロ。しかもきれいな男女混声ボーカルと言うよりコーラスに近い感じのボーカルと切ないリフに泣けてきます><
ただしノイズは初期の頃だけあって超あっさり。

そんな彼らがジザメリフォロワーから、一歩先に進んだサウンドで世に注目され始めたのがクリエイションレコーズに移って出した2NDアルバムの『ISN'T ANYTHING』と先行シングルで出したこの曲です。

『YOU MADE ME REALIZE』

途中のフィードバックギターと言うより、不協和音だらけの間奏部分がとてつもなくサイケデリックでトリップしそうになります。
LIVEでも必ずラストにやりますが、不協和音だらけの間奏部分をとてつもない音圧のため耳栓が配られるくらいの音量で10分以上弾いてトリップさせた後の、一瞬のブレイクがとてつもなくカッコ良すぎです><

『FEED ME WITH YOUR KISS』

YOU MADE ME REALIZE(シングルのみ発売でアルバム未収録だった)がなかなか入手できなかったので、クリエイション移籍後はこの曲から聴くことになったのですが、とてつもない衝撃でぶっ飛びそうになりましたw
暴発するノイズをほとんどコントロールしてないかのようなフィードバックギターが爆音でせまりながら、ドラムとベースで上手くというかかろうじてメロディーラインを奏でている前奏部がインパクト抜群、そこに乗ってくるビリンダ・ブッチャー(サブギター&Vo)の甘いウィスパーボイスと、ケヴィン・シールズ(メインG&Vo)のやる気の無い脱力ボーカルの組み合わせが最高にクール。
これを聴いてから、普通のチャート音楽を聴く気が全く起こらなくなってしまったw

そして2年後莫大な制作費でクリエイションレコーズを倒産寸前に追い込んだ、発売から25年経った現在に至るまで中毒者とフォロワーを次々生み出し続けているモンスターアルバム『LOVELESS』を1991年に発表しますが、これを初めて聴いたときはFEED ME以上の進化にさらに衝撃を受けました。
一番好きなアルバムはと聴かれたら文句なしにこれだし、25年経ってるのに音が全く色褪せて聞こえない、古さも全く感じないし、今まで一番聞いたアルバムはと言われたらこれですw

『ONLY SHALLOW』

アルバム一曲目から分厚くディストーションを重ねまくったギター、歪んだ空間を生み出すベース、スネアの効いたドラムスで音量上げて聴いたら吹っ飛ばされてトリップしそうになりますw
またビリンダの透き通ったアンニュイな声がいいんですよね♪

『TO HERE KNOWS WHEN』

初めて聴いたときの印象が、何これ?本当に天国で雲の上をふわふわ歩いてるような感覚になる???っていうくらいのふわふわ感とトリップ感w
いったいどうやったらこんなサウンドがギターバンドで出来るんだか、考え付いたケヴィンの頭の中を見てみたいw
LIVEで聴いたら感涙物><
昇天しますw

『SOMETIMES』

ケヴィン・シールズがサントラに共同参加した、東京が舞台のアメリカの名作映画『LOST IN TRANSLATION』で効果的に使われていましたが、楽曲的にもとても心に染み渡るこのアルバム1~2を争う素晴らしい曲で、映画を見てないんですが、多分この曲で泣いてしまいそうですw
一度見てみなきゃと思っているんですが。
LIVEでやって欲しいのにやってくれない曲筆頭w
出来ないはずはないのにな~。

『WHAT YOU WANT』

どれだけギターを重ねたらこんな曲ができるんだかw
しかも分厚いギターが激しく歪みながら迫り来る中で、メロディーラインが優しく美しく泣けてくるという、バックで流れてるストリングスだか木管楽器だかっぽい音がまたメッチャささりまくるアルバム1好きな曲♪
ファンサイトでは、この曲かSOMETIMESが1~2を争う人気ですね♪
これもLIVEでやってくれません><!

『SOON』

彼らの後期の代表曲で、ハウスをMIXさせた斬新なアレンジと、ディストーションギターのメリハリがメッチャ効いててとにかくカッコ良くて、このアルバム聴いた頃はこの曲ばっかり聴いてましたw
アルバム内でもWHAT YOU WANTから流れるように繋がっていくところがたまりません♪

この『LOVELESS』というアルバムが後のバンド達に与えた影響はとてつもなく大きくて数多くのフォロワーを生み出してますが、いまだに彼らを超えるアーティストは出て来ていなくて、彼らもこのアルバム以降に何回かレコーディングに入りますが、このアルバムを超えるアルバムが出せなかったからか、諸々の事情もあってか20年近く活動休止に入ってしまいます。
2008年頃から活動再開し始めてFUJI ROCKに出たりしながら、2013年にようやくアルバム『mbv』を出しましたが、正直LOVELESSからの発展を個人的にはいま一つ感じませんでした。
TO HERE KNOWS WHENの入ってるミニEP『TREMOLO EP』の中のMOON SONGとかSWARROWって曲が、先にやろうとしてる何かが、かいま聴こえてたのはどこに行っちゃったの?って感じでちょっと残念。
それよりもアメリカンオルタナティブの時に取り上げた、ASOBI SEKSUやRINGO DEATHSTARRのほうが、彼らの音を上手く消化しながら先に繋がっていきそうです♪
ASOBI SEKSUは解散してしまいましたが、RINGO DEATHSTARRはまだまだこれからのバンドなので、期待ですね♪
まぁ彼らの生んだサウンドが斬新過ぎて、何十年経ってもそれを超える新しい音楽が生まれてきていない(特にギターサウンド)ってことでもあるんですけどね。
長々書きましたが、このシリーズも次回でラストです♪





特に関連の無い画像w

ではでは('-^*)/

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ユイーネ・フォン・アンネ・フランク

Author:ユイーネ・フォン・アンネ・フランク
ナチスアメブロ政権のゲシュタポ藤田晋のユダヤ人狩りから逃れアムステルダムで隠れ家生活を送る第二次性徴を迎えた多感な少女ユイーネ・フォン・アンネ・フランクの日記。性への目覚めや身体の成長などを記します。

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