スキナオンガク~SONGS(10)THE SMITHS
こんばんは☆
唯です♪
10曲で終わらせる予定のこのシリーズ、いつの間にやらその10になってしまいましたが、あと残り3~4回の予定ですw
≪THE SMITHS≫
今回のTHE SMITHSは、思春期の頃に一番大ハマリしたバンドです。
たった4年間であっけなく解散したイギリスのインディーズバンドなんですが、それまでのロックンロールの“セックス・ドラッグ・バイオレンス”に言い表される男性至上主義的な概念を打ち破って、なよなよしててリリカルで文学青年的な歌詞と、イギリス北部特有のどことなく物悲しくて切ないメロディーラインの、小気味良いネオアコースティックサウンドで一世風靡しました。OasisやMuseなど現在のUKビッグバンドにも多大な影響を与えてよくカバーされたりもしてます。
当時UKギターポップやインディーズに傾倒し始めていた唯は、最初ジョニーマーの奏でる時に激しくも優しく儚く切ないギターの音色から好きになりましたが、じきに1~2ヵ月単位で発売される12インチシングル(彼らは海外バンドには珍しくアルバムよりシングルセールスを重視した)のジャケットの美しさに惹かれて、発売を楽しみに待つようになりました。
『THIS CHARMING MAN』
初期シングルの名曲で動画の画像がレコジャケですが、彼らのレコジャケは過去の名画のワンシーンを切り取って使用するというのが徹底されています。
初期の頃は今でも一番好きなギタリストであるジョニーマーの奏でるギターと、なんだかカッコいいレコジャケに惹かれて聞き始めましたが、聞き込みながら彼らについてのいろんなニュースに触れ、もっと違う一面が見えるようになってくるうちに、さらに興味がでて、深く追求することになりました。
彼らの真骨頂はゲイだと公言、男らしくあることを否定し皮肉に満ち溢れ、イギリスメディアを手玉にとったボーカルでスポークスマンである、モリッシーの書く思春期特有の劣等感や情動嫉妬欲望をテーマにした青臭い詩の世界にありました。
『STILL ILL』
『精神が肉体の言いなりになるのか 肉体が精神の言いなりになるのか?
僕にはわからない...
鉄橋の下でぼくらはキスをした 最後に唇が腫れ上がって痛くなったけど
昔と同じというわけにはいかなかった そう、もう昔みたいじゃなかった
僕はいまだに病んでいるんだろうか? 僕はいまだにどこかおかしいんだろうか?』
スティーブン・モリッシー
同性愛者である事を公言し、オスカー・ワイルドをこよなく愛した、文豪気取りの文学青年の紡ぎ出す青臭い詩の世界は、モリッシー自身の暗く惨めな少年時代を背景に、思春期特有のコンプレックスや情動嫉妬を、彼独特のリアルでひねくれつつもユーモアな感覚で歌い上げて、当時のイギリスを席巻し、思春期真っ只中だった唯も熱病にかかったように聴いてました。
彼らの音楽は思春期を通り過ぎると卒業される風に捉えられがちですが、モリッシーとマーのソングライティングコンビ(ビートルズのポールとジョンのコンビに肩を並べられたのにと解散を惜しむメディア記事があったくらい)の繰り出す3分間ちょっとの上質のポップソングの数々は、今聴いても色褪せる事なく、いまだに大人になってから傾倒する中毒者を生み出し続けています。
『NOWHERE FAST』
『世間の皆の前でぼくは自分のズボンをおろしたい
女王の前でぼくは自分のズボンをおろしたい
このことが何を意味するのか賢い子供なら誰でもわかるはず
女王に言わせれば貧窮者はわがままで強欲という事になる
僕が自然でまともな感情を抱く日がやってきてしまったら
ショックのあまり僕はきっと海に飛び込んでしまうことだろう
僕は自分のベッドに横たわりながら 生と死に思いをめぐらせる
どちらも僕は特に興味をそそられない』
『THE BOY WITH THE THORN IN HIS SIDE』
『心に茨を持つ少年 憎しみの影に潜むのは
全てを奪いかねないほどの愛への激しい欲望
僕の目をじっと見つめておきながら どうして僕のことをしんじてくれないんだ
今信じてくれないのだとしたら そのうち信じてくれるのか?
今信じてくれないのなら いつかは信じてくれることがあるのか?』
『誰にでも後ろを掘らせる奴に空いてる部屋はあるかな?』(HARF A PERSON)
などもっと同性愛をはっきり歌詞にした曲や
『女王は死んだんだ、みんな』(THE QUEEN IS DEAD)
など過激な歌詞が多くてイギリスでは熱狂するファンとあいまって社会現象になりました。
ゲイではなかったにしろ、曖昧なジェンダーで自分は女に生まれてきたほうが良かったのでは...と思い悩んでた思春期の唯の心に、モリッシーの中二病?というか、歯に衣着せない的な歌詞が刺さったのは言うまでもありませんw
なよった同性愛者の中二病的な歌詞に似合わず、彼らはLIVEもかなり激しかったのですが、飛行機嫌いなモリッシーのおかげで、来日公演は全く実現しませんでしたw
『BIG MOUTH STRIKES AGAIN』
『ビッグマウス ビッグマウス ビッグマウスが止まらない
ぼくなんて 人間の仲間入りさせてもらう権利すらないんだ』
『I STARTED SOMETHING I COUDN'T FINISH』
『僕は手を出してしまったけど 今となっては気持ちがぐらついてるんだ』
今聴いても当時刺さりまくった歌詞や、モリッシーの声もいいのですが、やっぱりジョニーマーの作る曲とセミアコギターは泣かせますね。
『PLEASE PLEASE PLEASE LET ME GET WHAT I WANT』
『SOME GIRLS ARE BIGGER THAN OTHERS』
学生時代にスミスが好きと言ったら、ゲイだと言う噂を流されてしまって、最終的には同性という事になるかもしれないけど、自分が男として男を好きとかじゃなくて、女としてなら男を好きになってもいいとか明かせるわけでもないし、ゲイとトランセクシャルの違いを説明するのも面倒なので、そのまま噂されるがままにしてた過去がありますf^_^;
おかまとニューハーフとゲイとMTFと女装とか全部ひっくるめて一緒にするような人に、それぞれの違いを理解できるように説明するのって、うんざりしますよね( ̄ー ̄;
いろんなバンドが再結成してフェスに来たりしてますが、彼らの解散の原因がモリッシーとマーのナイーブな人間関係にあって、いまだに和解してるふしもないので、彼らの再結成はないでしょうね...
LIVE見れなくてもまた曲作って欲しいんですが。
まぁゲイの方を悪く言うつもりはないんですが、ゲイと言うのは男性の姿で男性を愛したい人なので、こんな姿のゲイなんていないですよねw
ではでは(^-^)ノ~~
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唯です♪
10曲で終わらせる予定のこのシリーズ、いつの間にやらその10になってしまいましたが、あと残り3~4回の予定ですw
≪THE SMITHS≫
今回のTHE SMITHSは、思春期の頃に一番大ハマリしたバンドです。
たった4年間であっけなく解散したイギリスのインディーズバンドなんですが、それまでのロックンロールの“セックス・ドラッグ・バイオレンス”に言い表される男性至上主義的な概念を打ち破って、なよなよしててリリカルで文学青年的な歌詞と、イギリス北部特有のどことなく物悲しくて切ないメロディーラインの、小気味良いネオアコースティックサウンドで一世風靡しました。OasisやMuseなど現在のUKビッグバンドにも多大な影響を与えてよくカバーされたりもしてます。
当時UKギターポップやインディーズに傾倒し始めていた唯は、最初ジョニーマーの奏でる時に激しくも優しく儚く切ないギターの音色から好きになりましたが、じきに1~2ヵ月単位で発売される12インチシングル(彼らは海外バンドには珍しくアルバムよりシングルセールスを重視した)のジャケットの美しさに惹かれて、発売を楽しみに待つようになりました。
『THIS CHARMING MAN』
初期シングルの名曲で動画の画像がレコジャケですが、彼らのレコジャケは過去の名画のワンシーンを切り取って使用するというのが徹底されています。
初期の頃は今でも一番好きなギタリストであるジョニーマーの奏でるギターと、なんだかカッコいいレコジャケに惹かれて聞き始めましたが、聞き込みながら彼らについてのいろんなニュースに触れ、もっと違う一面が見えるようになってくるうちに、さらに興味がでて、深く追求することになりました。
彼らの真骨頂はゲイだと公言、男らしくあることを否定し皮肉に満ち溢れ、イギリスメディアを手玉にとったボーカルでスポークスマンである、モリッシーの書く思春期特有の劣等感や情動嫉妬欲望をテーマにした青臭い詩の世界にありました。
『STILL ILL』
『精神が肉体の言いなりになるのか 肉体が精神の言いなりになるのか?
僕にはわからない...
鉄橋の下でぼくらはキスをした 最後に唇が腫れ上がって痛くなったけど
昔と同じというわけにはいかなかった そう、もう昔みたいじゃなかった
僕はいまだに病んでいるんだろうか? 僕はいまだにどこかおかしいんだろうか?』
スティーブン・モリッシー
同性愛者である事を公言し、オスカー・ワイルドをこよなく愛した、文豪気取りの文学青年の紡ぎ出す青臭い詩の世界は、モリッシー自身の暗く惨めな少年時代を背景に、思春期特有のコンプレックスや情動嫉妬を、彼独特のリアルでひねくれつつもユーモアな感覚で歌い上げて、当時のイギリスを席巻し、思春期真っ只中だった唯も熱病にかかったように聴いてました。
彼らの音楽は思春期を通り過ぎると卒業される風に捉えられがちですが、モリッシーとマーのソングライティングコンビ(ビートルズのポールとジョンのコンビに肩を並べられたのにと解散を惜しむメディア記事があったくらい)の繰り出す3分間ちょっとの上質のポップソングの数々は、今聴いても色褪せる事なく、いまだに大人になってから傾倒する中毒者を生み出し続けています。
『NOWHERE FAST』
『世間の皆の前でぼくは自分のズボンをおろしたい
女王の前でぼくは自分のズボンをおろしたい
このことが何を意味するのか賢い子供なら誰でもわかるはず
女王に言わせれば貧窮者はわがままで強欲という事になる
僕が自然でまともな感情を抱く日がやってきてしまったら
ショックのあまり僕はきっと海に飛び込んでしまうことだろう
僕は自分のベッドに横たわりながら 生と死に思いをめぐらせる
どちらも僕は特に興味をそそられない』
『THE BOY WITH THE THORN IN HIS SIDE』
『心に茨を持つ少年 憎しみの影に潜むのは
全てを奪いかねないほどの愛への激しい欲望
僕の目をじっと見つめておきながら どうして僕のことをしんじてくれないんだ
今信じてくれないのだとしたら そのうち信じてくれるのか?
今信じてくれないのなら いつかは信じてくれることがあるのか?』
『誰にでも後ろを掘らせる奴に空いてる部屋はあるかな?』(HARF A PERSON)
などもっと同性愛をはっきり歌詞にした曲や
『女王は死んだんだ、みんな』(THE QUEEN IS DEAD)
など過激な歌詞が多くてイギリスでは熱狂するファンとあいまって社会現象になりました。
ゲイではなかったにしろ、曖昧なジェンダーで自分は女に生まれてきたほうが良かったのでは...と思い悩んでた思春期の唯の心に、モリッシーの中二病?というか、歯に衣着せない的な歌詞が刺さったのは言うまでもありませんw
なよった同性愛者の中二病的な歌詞に似合わず、彼らはLIVEもかなり激しかったのですが、飛行機嫌いなモリッシーのおかげで、来日公演は全く実現しませんでしたw
『BIG MOUTH STRIKES AGAIN』
『ビッグマウス ビッグマウス ビッグマウスが止まらない
ぼくなんて 人間の仲間入りさせてもらう権利すらないんだ』
『I STARTED SOMETHING I COUDN'T FINISH』
『僕は手を出してしまったけど 今となっては気持ちがぐらついてるんだ』
今聴いても当時刺さりまくった歌詞や、モリッシーの声もいいのですが、やっぱりジョニーマーの作る曲とセミアコギターは泣かせますね。
『PLEASE PLEASE PLEASE LET ME GET WHAT I WANT』
『SOME GIRLS ARE BIGGER THAN OTHERS』
学生時代にスミスが好きと言ったら、ゲイだと言う噂を流されてしまって、最終的には同性という事になるかもしれないけど、自分が男として男を好きとかじゃなくて、女としてなら男を好きになってもいいとか明かせるわけでもないし、ゲイとトランセクシャルの違いを説明するのも面倒なので、そのまま噂されるがままにしてた過去がありますf^_^;
おかまとニューハーフとゲイとMTFと女装とか全部ひっくるめて一緒にするような人に、それぞれの違いを理解できるように説明するのって、うんざりしますよね( ̄ー ̄;
いろんなバンドが再結成してフェスに来たりしてますが、彼らの解散の原因がモリッシーとマーのナイーブな人間関係にあって、いまだに和解してるふしもないので、彼らの再結成はないでしょうね...
LIVE見れなくてもまた曲作って欲しいんですが。
まぁゲイの方を悪く言うつもりはないんですが、ゲイと言うのは男性の姿で男性を愛したい人なので、こんな姿のゲイなんていないですよねw
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