アンネの日記　女性ホルモン摂取の決断～女性ホルモン摂取に向けて事前に考えておくこと(６)

女性ホルモン摂取の決断～女性ホルモン摂取に向けて事前に考えておくこと(６)

こんばんは☆

唯です♪

女性ホルモン摂取に向けて、今日はどういう考えでホルモン摂取を最終的に決めるに至ったかを書いておきます。

最初はノンホルでできるところまでやってみようと思って女性化に取り組んでましたが、ホルモン摂取に興味を持って以来、いろいろ調べてみました。

やっぱりリスクがあるというのはわかってたので、いきなり手を出そうとは思ってませんでしたから。

ノンホルでの女性化を続けながら、ホルモン摂取についていろいろ調べていくうちに、おおよその望める効果と、リスクの範囲がわかってきました。

なぜ躊躇して悩んでたかというと、元妻とは唯が女性になりたいとかとは別の理由で破局に至って、今では離婚してますが、子供ちゃんは引き取っていたので、子供ちゃんの前でいきなりママになりました～ってわけにはいかないのと、子供ちゃんを引き取ってる以上（唯が望んで引き取った）、副作用については充分に調べておく必要があったこと、紹介されて行ってみたけど少し問題があって、近場に妥当なクリニックがなかったからです。

クリニックは、近場のクリニックに不安と通院しづらさを感じていたし、もう一軒通院出来る範囲で見つけて行ってみましたが、美容整形外科で全てに保険が効かないみたいで、初診＋血液検査で30,000円以上かかる上に、副作用等の所見は判断しかねるので、自分の判断で摂取量等決めてくださいという酷いものだったので、始めるなら自分で入手してやるしかないなと考えていました。

最終的にホルモン摂取しようと決めたのは、男性としての加齢が進むのが我慢できなかったのと、某女装・ニューハーフ・MTFさんが集まるSNSのホルモン系のコミュニティで先駆者の方が

『考えが甘いと頭ごなしに言う人が実に多くいますが、気にしなくていいと思います。
ホルモンを何のために開始するのかをよく分析し、情報をキチッと集めて、リスクヘッジをして、効果的かつ全て自己責任で服用されるのであれば、いいでしょう。
とにかく、焦らず、ごく少量を変動なく継続することが目標達成への安定な早道です。』

という書き込みで、摂取するにあたって自分がやってきたことが、間違ってなかったと確信したからです。

それにおっぱいを大きくしたいとか女性的な身体になりたいという欲求は二次的なもので、身体の中に流れているものは女性でありたいというのが、ホルモン摂取したいと思う一番の理由でしたから。

情報をきちんと集めて、リスクヘッジについてきちんと考えてという点はクリアしてるはず、あとは摂取方法について禁否を犯さず、きちんと自己管理しながら自己責任でやっていくという方針で始めてみることにしたのが2011年11月のことでした。

※ホルモン摂取について否定的な考えをお持ちの方もいるのはわかってますし、自己摂取なんてとんでもないという方もいらっしゃいます。

先日ホルモン摂取について、否定的な考えを持つ方からコメントをいただきました。

その方はホルモンしたいという欲求はわかりますが、完全な女性になれないのだから、諦めて女性社会の中に溶け込む方法をといった内容のコメントいただきましたが、そういう問題ではないんですよ．．．

ホルモン始めた時点では自分が女性になりたい、近づきたいというところが強かったような気がしますが、GID診断書取得にあたって医師との対話を続けるうちに、自分が男性であること、男性の身体でいることに対して強い嫌悪感を持ってる事がわかりました。

常に女性の姿でいることができないのに、ホルモン摂取するのは矛盾に思えますが、そうしないと心のバランスが取れない、つまり障害なわけです。

諦めて生きていけるんなら楽でしょうけど．．．

自分の心の安定のためにやってることなので、副作用で欝症状云々とかありますが、今のところ全くメンタル的な障害は出ていません。

むしろホルモン始めてからのほうが、身体の中に女性のものが流れているという安心感が大きいので、精神的に安定しているくらいです。

子供ちゃんとの折衷、副作用のリスクに対する備えなどいろいろ気を付けなければいけない面もありますが、一度の人生ですし、後悔はしたくないと思います。